憧れを現実にする日常
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生命線。 
 2002/11/08 Fri 00:00:00
彼は、ベッドの上で自分の手をじっと見つめていた。
それからしばらくして、起き上がって出てきてこう言った。
ここで切れてた生命線がつながってるよ、と。

*******

今から3年半くらい前のこと。
夢の中で、彼は切り立った崖に立っていた。下には一面に広がる花畑。
飛び降りた先には、今までのつらいことから全部逃れられる世界が広がっていた。
しかし、彼には飛び降りる勇気がなかった。

「あのとき夢の中で飛び降りていたら、今ここにはいないよ」彼は言った。
夢を見てから、たぶん1年近く経ってからの告白である。

あと1週間かもしれないし、あと1ヶ月かもしれない…。
そう言われ、病室で寝たきりで、生と死の間を彷徨った彼が、
”移植”という方法で回復したのは、それからしばらく経ってからだった。

*******

生命線が切れていることに彼が気づいたのはいつのことなのか、私は知らない。
それに気づいて以来、おそらく毎晩のように手のひらを見つめていたに違いない。
治療で症状がよくなることはあっても治ることはない病気なだけに尚更、
本人が表に出さない心の闇が垣間見えた。
そういうこと、口に出す人じゃないから。
だからこそ、その生命線に反応するのが、私にはつらすぎた。

彼…父の、2度目の、そしておそらく最後の”移植”の日が決まった夜のことである。

あゆむ 2004年07月06日(火)01:22
さとき :お父様には希望がある。大事なのは気持ち。それで強くなれるから。。。 [Delete]
kiko-p :勇気を振り絞ってきたのでしょうね・・・手術が成功しますように。 [Delete]
asty :お父様の手術が成功するように祈ってますよ!頑張って!!(^^) [Delete]
きょろべー :手相って不思議だよね。上手くいくようにお祈りしてます。。。 [Delete]

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